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創造性を壊している学校教育
〜ジリアン・リンの逸話〜


こちらはある方の講演で大変感銘を受けた話でしたので
ご紹介致します。実際は大変長い話ですので、ここでは
簡略的に分かりやすく紹介させて頂きます。

自閉症の秘めたる能力について。(Natureダイジェスト)
自閉症は他者とうまくコミュニケーションが出来ない
発達障害の一つ、というのが現在の通例です。
ここでは自閉症を「障害」と決めつけない方がいいのでは?
という強い提案をします。

この記事では、「
自閉症者は脳内の情報処理が言語より視覚
が活発になる
」と記してます。
簡単に言いますと「
言葉に頼らない脳」という事になります。
例えば驚く程綺麗な景色を見たときに「わぁ〜綺麗!」等と
思わず言葉にしてしまう事が自閉症者は異なる表現方を
するという事です。
つまりその表現やコミュニケーションが「
特徴的」であって
異常・病的」なものではないという考え方が一般的に
なってほしいという事です。

ここで、ある一人の女性を紹介します。
皆さんは
ジリアン・リンという女性をご存じでしょうか?
jirian
ジリアンが小学生だった頃、大体1930年代の頃です。
彼女は授業も聞かず、いつもそわそわしていたり、集中力もなく
落ち着きのない様子で先生を悩ませていました。
現在の医学でしたら「
ADHD(多動性障害)」などという診断も
出来ますが、当時では判断も出来ない時代でした。
学校はそんなジリアンを「
学習障害」と判断し、彼女のご両親に
病気ではないかと伝えました。

そんな訳で母親はジリアンを連れて専門医のところへ行きます。
カウンセリングは母親が医師と話す形で、ジリアンは部屋の隅で
ただ黙って座ってるだけ。
そんな様子を20分くらい見ていた医師は彼女を一人にして
観察してみようと試みます。
「ジリアン、少しママと二人でお話しするから君はここで大人しく
待っててくれるかな?」と。
ジリアン1人を部屋に残し、医師はラジオをつけて部屋を出て
いきました。
その様子を医師と母親が隣の部屋から見ていると、
さっきまで大人しく座っていたジリアンは
ラジオから流れる曲に合わせて動き始めます。
それもとても楽しそうに、幸せそうに踊り始めたのです。
母親はとても驚きましたが、医師はこう言いました。

「お母さん、ジリアンは病気なんかじゃありませんよ。
彼女はダンサーなんですよ。ダンススクールに通わせてあげて
下さい。」と。

その後ジリアンはダンススクールに通い、同じように身体を
動かすことで表現する仲間達に出会いました。
彼女はダンサーとしてキャリアを積み、その後皆さんもよく
知る「キャッツ」や「オペラ座の怪人」などの振付を
手がける偉大な振付師となったのです。

もしあの時学校が下した「学習障害」という診断を信じ、
あの医師でない専門医が診断していたら、ジリアンは
大人しくさせられ、薬漬けの日々を送り、何百万にもが感動
した偉大なミュージカルは生まれなかったかもしれません。

子どもが持つ無限の可能性や創造性を今の学校教育は
殺してはいないでしょうか?
私たちが未来のためにすることは、子供をあるがままに
育てていくべきではないでしょうか?

というお話しでした。


2018・12・4 更新

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